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【1】前身『ターミナルケア・フォーラム』発足
先進医療を担う大学病院は緩和ケアとは馴染みにくいとの指摘もありますが、一方で多くの医師や看護師が教育を受け集う場所でもあり、緩和ケアの啓発の場として重要です。「大学病院の緩和ケアを考える会(以下当会)」の前身は、「ターミナルケア・フォーラム」と称し、1991年より、第1回「大学病院でターミナルケアは可能か」(昭和大学)、第2回「ターミナルケアにおける大学病院の役割と機能」(日本大学)、第3回「大学病院におけるターミナルケア、WHAT.WHY.HOW TO」(北里大学)と開催され、参加者は500名を越え、全国から40大学以上の関係者が集いました。ターミナルケア・フォーラムは発起人を中心に運営されました、会の体裁は整っていませんでした。
先進医療を担う大学病院は緩和ケアとは馴染みにくいとの指摘もありますが、一方で多くの医師や看護師が教育を受け集う場所でもあり、緩和ケアの啓発の場として重要です。「大学病院の緩和ケアを考える会(以下当会)」の前身は、「ターミナルケア・フォーラム」と称し、1991年より、第1回「大学病院でターミナルケアは可能か」(昭和大学)、第2回「ターミナルケアにおける大学病院の役割と機能」(日本大学)、第3回「大学病院におけるターミナルケア、WHAT.WHY.HOW TO」(北里大学)と開催され、参加者は500名を越え、全国から40大学以上の関係者が集いました。ターミナルケア・フォーラムは発起人を中心に運営されました、会の体裁は整っていませんでした。
【2】『大学病院の緩和ケアを考える会』正式発足
会員制として会則を整備し、ターミナルケアを緩和ケアに変更して「大学病院の緩和ケアを考える会」として1995年に正式に発足しました。世話人は各大学で緩和ケアの臨床、教育、研究に従事する医師、看護師でした。会の目的は、1)大学病院の緩和ケアの推進:緩和ケアの教育、啓蒙、チームアプローチの推進、緩和ケアチームの創設、緩和ケア病棟の開設、その他の緩和ケアに推進に必要な活動、2)大学病院としての緩和ケアの役割の推進:医学生、看護学生への教育、研究としての緩和医学の確立、緩和ケアの評価をし、その確立を目指す、としました。
会員制として会則を整備し、ターミナルケアを緩和ケアに変更して「大学病院の緩和ケアを考える会」として1995年に正式に発足しました。世話人は各大学で緩和ケアの臨床、教育、研究に従事する医師、看護師でした。会の目的は、1)大学病院の緩和ケアの推進:緩和ケアの教育、啓蒙、チームアプローチの推進、緩和ケアチームの創設、緩和ケア病棟の開設、その他の緩和ケアに推進に必要な活動、2)大学病院としての緩和ケアの役割の推進:医学生、看護学生への教育、研究としての緩和医学の確立、緩和ケアの評価をし、その確立を目指す、としました。
【3】第1回研究会開催
第1回の研究会は、同年6月17日に昭和大学で開催されました。その後、東京大学、慶應大学、聖マリアンナ医科大学、日本大学、横浜市大、杏林大学、東京女子医大、東邦大学など、多くの大学が主催大学となり、年1回の総会・研究会が開催されてきました。総会・研究会の開催が、主催校での緩和ケア運動の火種となり、さらに活動の拡大や組織の変革につながっています。
ニューズレターは最新情報や随筆などを掲載し、年2回発行しています。
第1回の研究会は、同年6月17日に昭和大学で開催されました。その後、東京大学、慶應大学、聖マリアンナ医科大学、日本大学、横浜市大、杏林大学、東京女子医大、東邦大学など、多くの大学が主催大学となり、年1回の総会・研究会が開催されてきました。総会・研究会の開催が、主催校での緩和ケア運動の火種となり、さらに活動の拡大や組織の変革につながっています。
ニューズレターは最新情報や随筆などを掲載し、年2回発行しています。
第23回(2017年) | 防衛医科大学校 | 「リアルキャンサーボード」〜全人的視点で考えるがん治療と緩和ケア〜 |
第22回(2016年) | 北里大学 | 地域包括ケア・多死時代に向けた緩和ケア〜大学病院としてなにをすべきか〜 |
第21回(2015年) | 杏林大学 | 急性期病院の緩和ケア〜患者本位の医療を提供するために |
第20回(2014年) | 日本医科大学 | つなごう〜大学病院と在宅緩和ケア |
第19回(2013年) | 聖マリアンナ医科大学 | 多職種で支える緩和ケア |
第18回(2012年) | 東邦大学 | がん治療と並行する緩和ケアとは? |
第17回(2011年) | 昭和大学 | 大学病院の緩和ケア〜再び昭和大学から〜 |
第16回(2010年) | 東京医科大学 | ギアチェンジの理想と現実―がん治療のなかで― |
第15回(2009年) | 東京医科歯科大学 | より質の高いがん医療を目指して〜治療と並行して行う緩和ケア |
第14回(2008年) | 日本医科大学 | 外から見た緩和ケア〜こう活用してほしい!緩和ケアチーム |
第13回(2007年) | 東京大学 | 未来へつなげる緩和ケアと教育〜緩和ケアと大学・大学院のあり方〜講座制を含めて |
第12回(2006年) | 順天堂大学 | がん患者さんのQOL向上を目指して |
第11回(2005年) | 東海大学 | 緩和ケアにおけるコラボレーション〜一歩進んだ協働を目指して |
第10回(2004年) | 東邦大学 | 緩和ケアチームの挑戦〜何ができるか |
第9回(2003年) | 聖マリアンナ医科大学 | 立ち上げよう!緩和ケアチーム |
第8回(2002年) | 東京女子医科大学 | 大学病院における緩和ケア病棟のあり方を探る 〜acute palliative careへの取り組み |
第7回(2001年) | 杏林大学 | コミュニケーションから始まる緩和ケアPart2 |
第6回(2000年) | 横浜市立大学 | コミュニケーションから始まる緩和ケア |
第5回(1999年) | 日本大学 | 緩和ケアに向ける医療者の心〜医療者の葛藤と悩み |
第4回(1998年) | 聖マリアンナ医科大学 | 患者は最期の時をどこで過ごしたいのか? |
第3回(1997年) | 慶応義塾大学 | 告知と告知後のサポート |
第2回(1996年) | 東京大学 | |
第1回(1995年) | 昭和大学 |
ワンポイントレッスンは研究会開催大学の希望に合わせて2007年から当会看護部会のメンバーで実施しています。
回 | 研究会 | 年度 | テーマ(講師) |
第1回 | 第13回 | 2007年 | レスキュー使用時のアセスメント・せん妄のケア |
第2回 | 第14回 | 2008年 | がん性疼痛における看護師の役割 |
第3回 | 第15回 | 2009年 | 意思決定支援と告知後のケア 〜その人らしさを支える |
第4回 | 第16回 | 2010年 | 患者に寄り添う ―あなたにできること |
第5回 | 第17回 | 2011年 | リンパ浮腫予防のためのケア |
第6回 | 第18回 | 2012年 | 大学病院でできる家族ケア |
大学病院の緩和ケアを考える会ではニューズレターを毎年発行しています。